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2023-10-27

住みやすい平屋の間取り実例3選|おしゃれで暮らしやすい平屋にするコツ

ワンフロアでバリアフリーな生活が送れる平屋。
せっかく平屋を建てるなら、住みやすさにこだわって家づくりをしたいですよね。

では、「住みやすい平屋」とはどのような間取りなのでしょうか。
今回は、平屋の実例を参考にしながら、住みやすい平屋について考えてみましょう。

住みやすい平屋ってどんな家?



まずは、住みやすい平屋について考えてみましょう。
もちろん暮らす人によって感じ方はさまざまですので、ベストな間取りも異なります。
しかし、次のような考えは多くの人が持っている要望ではないしょうか。

・家事の負担が少なく自分や家族の時間を大切にしたい
・落ち着いたり気分が上がったりする空間にしたい
・明るく風通しの良い快適な環境で健康に暮らしたい

・老後になっても暮らしやすい間取りにしたい

このような考え方をベースに、自分達が理想とする住みやすい平屋の要望をプラスしていましょう。
例えば、次のような考え方があると思います。

・子育てがしやすく子供が帰って来たくなる家にしたい
・ペットが暮らしやすい間取りにしたい
・趣味に没頭できる空間を作りたい

あなたにとって住みやすい平屋とは、どのような家でしょうか。
間取りを考え始める前に、理想の暮らしをイメージしながら考えてみてくださいね。

住みやすい平屋の間取り実例3選

実例を紹介しながら、住みやすい平屋に取り入れられた間取りのポイントを紹介します。

実例① LDKを中心に配置した暮らしやすい平屋


平屋の中心にあるのは一直線の広々LDK。
リビングでゆったりと過ごしながら中庭を眺めたり、料理をしながら家族と話したりできる間取りです。

ダイニングの横のドアからは、洗面所へ行くことができます。



廊下を挟まないため最短ルートで移動ができ、空間に無駄がありません。
広々とした独立した洗面台で、朝晩の身支度をゆったりと整えることができます。
洗面台横にはトイレがあり、来客にも使ってもらいやすいスペースです。

さらに、洗面所からは脱衣所と浴室へつながっています。



脱衣所には、物干しスペースや大容量の収納棚も施工しました。
収納棚は高さを自由に変えられるため、しまう物に合わせてカスタマイズできます。

洗面所の横に配置された、リビングからつながる扉はウォークインクローゼットに。



洗面所で身支度を整えた後にサッと着替えができます。
リビングにいる子供を着替えさせるときも楽々です。

LDKから各空間をつなげた、無駄のない間取りの住みやすい平屋です。

▷施工事例「A.N様邸」の詳細はこちら

実例② ぐるぐる回れる回遊動線がある平屋


こちらの平屋では、アイランドキッチンを採用しています。
左右のどちらからでもキッチンへアクセスできる回遊動線を作ることができ、家事の効率が上がります。
開放的でおしゃれなデザインも魅力的です。

また、玄関にも回遊動線を取り入れました。



玄関→シューズクローク→玄関ホールを行き来できる便利な動線です。
来客は玄関から直接ホールへ上がり、家族はシューズクロークを経由してからホールへ上がることができます。
靴をしまってから家に入るという動線ができるため、玄関周りをすっきりさせたい方におすすめです。

他にも、ランドリールームから中庭へ出られるような間取りを取り入れました。



ランドリールームには、室内物干し・乾燥機も完備しているため、天候や洗濯物の種類によって乾かし方を選択できます。
幅広のカウンターを造作し、洗濯物を畳んだりアイロンを掛けたりできるようにした点もポイント。

さらに、LDKと隣接した畳コーナーを作りました。



LDKと床の高さをフラットにしたので安全性も高く、空間に圧迫感も出ません。
カウンターをつけて、趣味を楽しむ空間や子どもの勉強スペースとしても使えるようにしています。

暮らしやすさを意識して回遊動線を取り入れた平屋が完成しました。

▷施工事例「K.H様邸」の詳細はこちら

実例③ 中庭を住まいの中心に配置したこだわりの平屋



平屋の中心に中庭を配置し、外からの目線が気にならないプライベート空間を作りました。

大きな窓はLDKと接しています。



カーテンを閉めなくても目線が気にならないため、明るくて開放的なLDKを作りたい方に中庭がある平屋はおすすめです。

寝室も中庭に面しています。



平屋の寝室に大きな窓を付けるのは防犯面が心配という方もいらっしゃいますが、中庭に面した窓なら安全性が高まります。
寝室から直接中庭へ行けると、布団などを外に干しやすい点もメリットです。

また、こちらの平屋ではランドリースペースからも中庭へ行けるようにしました。



ランドリースペースは2方向が窓に面しているため、たっぷりと日差しを取り込むことができます。
洗濯物を外に干すときも楽ですし、プライバシーも守られた空間です。

家族の共有スペースとして中庭を採用した、こだわりの平屋が完成しました。

▷施工事例「T.H様邸」の詳細はこちら

おしゃれで暮らしやすい平屋の間取りを作るコツ

こだわりの注文住宅を建てるなら、住みやすさだけでなくデザイン性にもこだわりたいという方も多いですよね。
おしゃれな平屋の間取りを作るコツを紹介します。

高さを活かした設計をする


平屋は二階建てのように高さを活かした開放的な吹き抜けを採用することはできません。
ただし、屋根の形状を活かした勾配天井や、上の画像のような折り上げ天井を採用することは可能です。
天井の高い空間は開放的で、広く感じる効果があります。

また、ドアや窓を天井と同じ高さにすることで、スタイリッシュな印象を与えることも可能です。

↓ハイドア


↓ハイサッシ


平屋を建てる際は、高さを活かした間取りを意識して取り入れてみてくださいね。

基本はシンプル、アイキャッチポイントにアクセントを


おしゃれな平屋の住まいに仕上げたいなら、間取りや内装は基本的にシンプルに仕上げることをおすすめします。
上の写真の平屋は、ホワイトと木目をベースに仕上げたLDKの内装です。
折り上げ天井の化粧梁を見せることで、空間のアクセントにしています。

また、アクセントに柄を取り入れるときは、色に統一感を持たせるとおしゃれに仕上がります。



こちらは、ニッチの中の壁に石目調を取り入れていますが、ドアの色と合っているため全体にまとまりが出ます。
アクセントを採用するときは、空間全体のバランスを考えながら色・柄を選ぶことがポイントです。

収納には扉を付けて生活感を隠して


おしゃれな平屋にしたいなら、生活感を隠すことも大切なポイントです。
LDKや玄関などの人目につきやすい空間の収納は、扉を付けることをおすすめします。

上の画像は、キッチンの前面収納とカップボードに扉を施工した事例です。
ものやキッチン家電が見えないため、スタイリッシュな印象を与えることができます。
扉材を同素材で仕上げて、キッチンが1つのインテリアに見えるようにこだわりました。

このように、生活感が出そうな収納は扉やロールスクリーンで隠し、すっきりと見えるように工夫してみてくださいね。

おわりに
バリアフリーなため暮らしやすいと言われている平屋ですが、間取りによって住みやすさはさらに向上します。
生活動線や居心地の良さなどにこだわって間取りをつくるのはもちろん、自分の生活スタイルに合わせたオリジナリティあふれる平屋を建ててくださいね。
また、デザイン性にもこだわって、いるだけで気分が上がるようなマイホームに仕上げましょう。

アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。
住みやすくておしゃれな平屋を建てたい方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。