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2024-03-29

新築住宅に取り入れたいアイデア30選|間取り・設備・仕様やちょっとした工夫を紹介

せっかく新築住宅を建てるなら、後悔のないような家づくりをしたいですよね。
しかし、初めての家づくりでどのような間取りや設備を取り入れていいか分からないという方も多いでしょう。

そこで今回は、新築住宅を建てるときに取り入れたいアイデアを紹介します。
家づくりのちょっとした工夫などもプロ目線で解説しますので、参考にしていただければ幸いです。


【間取り編】新築住宅に取り入れたいアイデア13選

新築住宅で取り入れたい間取りのアイデアを紹介します。


①キッチンからリビング・ダイニングが見渡せる間取り


LDKはつながりのある一体型を採用するご家庭がほとんどです。
特にキッチンからリビング・ダイニングが見渡せる間取りは、次のような理由で人気があります。

・子どもの様子がわかる
・料理中も家族とコミュニケーションがとれる
・キッチンにいても閉塞感がない
・テレビを見ながら料理ができる

一体型LDKは一直線やL字型など、さまざまなレイアウトがあります。
キッチンからの目線を意識して間取りを考えましょう。


②洗濯物を室内に干せる「ランドリールーム」


洗濯物を室内に干す家庭も増えてきていますよね。
洗面脱衣所に隣接したランドリールームを作ると便利です。

独立したランドリールームなら生活臭も移りにくいですし、来客時の目線も気になりません。
カウンターをつければ、アイロンがけや洗濯物を畳むこともできます。


③大容量の「シューズインクローク」で玄関をすっきりさせる


玄関脇には土間収納の「シューズインクローク」を作りましょう。
靴をすっきりと収納できるだけでなく、趣味や部活で使うアウトドア用品も整理整頓できます。

使いやすさを重視するなら、シューズインクロークを通り抜けて室内へ行ける「ウォークスルータイプ」がおすすめです。
換気扇や窓をつけてニオイ対策をすると、より使い勝手が良くなるでしょう。


④玄関脇に「ビルトインガレージ」を付ける


車を頻繁に利用するなら、建物と一体化したガレージもおすすめです。
玄関脇に屋根付きの駐車スペースを作っておけば、雨に濡れずに車の乗り降りができます。

防犯性を高めたいならシャッター付のビルトインガレージ、出入りの利便性を重視するならオープンタイプなど、使い方に合わせて間取りを考えてみてくださいね。


⑤「ファミリークローゼット」で家族の服をまとめて収納


洗濯物の整理整頓を楽にしたいなら、ファミリークローゼットを採用しましょう。
家族全員の服がしまえる大きなクローゼットを作れば、洗濯物の片付けが楽になります。

朝も子供の服を選びつつ、自分自身もサッと着替えを済ませられるため時短です。
衣替えなども一気にできるので楽ですよね。

ただし、将来的に子供は自室に服を置くようになる可能性もあるため、子供部屋にはクローゼットを作ることをおすすめします。


⑥キッチン脇に「パントリー」を作る


食材を買い溜めするなら、パントリーは必須のスペースです。
キッチンや冷蔵庫の近くに作ることで使い勝手が良くなります。

また、ゴミ箱などを置くスペースも確保できるため、キッチンをきれいに広々と使うことが可能です。
生活感を隠したいなら、冷蔵庫もパントリーに置けるような間取りを選んでも良いでしょう。


⑦洗面所と脱衣所を分ける間取り


洗面所と脱衣をを分けた間取りも人気があります。
理由は次の5つです。

・来客時も脱衣所やお風呂を使いやすい
・朝の準備などでも広々と洗面台を使える
・洗面所のデザイン性を高めやすい
・脱衣所に洗濯物を干しておける
・洗面所に浴室の湿気が溜まりにくい

洗面所と脱衣所を分けるとスペースが必要になりますので、メリット・デメリットを考えながら採用を検討してみてくださいね。


⑧玄関から直接洗面脱衣所へ行けるようにする
玄関から直接洗面脱衣所へ行けるような間取りも便利です。
次のようなタイミングでメリットを感じられるでしょう。

・帰宅後すぐに手洗いうがいができる
・子どもが汚れて帰って来てもすぐ・入浴や着替ができる
・身だしなみの最終チェックをしてそのまま出かけられる
・来客にも洗面台を貸しやすい

玄関から直接洗面脱衣所へ行ければ、LDKにウイルスや泥汚れを持ち込まずに済みます。
帰宅後にLDKを通らずに手洗いうがいや着替え・入浴することができますからね。

洗面脱衣所は使用頻度の多い空間なので、玄関側からとLDK側からの2つの動線を確保しても便利です。


⑨水回りのスペースを近づける


水回りのスペースを近づけた間取りは、家事の効率を高めることができます。

具体的には、キッチンと洗面脱衣所を近づける間取りです。
これらのスペースは家事で行き来するタイミングが多いため、動線を作っておくと使い勝手が良くなります。

また、洗面脱衣所・ランドリールーム・クローゼットを近づけると、洗濯をスムーズに行うことが可能です。
普段の家事の流れを考えながら、空間の配置を決めていきましょう。


⑩「中庭」を作ってプライバシーに配慮した住まいに


外からは見えない中庭がある家も人気です。

中庭なら、目線を気にせずに洗濯物を干して置いたり、デッキでくつろいだりすることができます。
また、お子様やペットが道路へ飛び出す心配もないため安全です。

建物の中心に中庭を設ければ、カーテンのない明るい暮らしも実現できます。
ロの字やコの字型の建物を採用して、ぜひ中庭を取り入れてみてくださいね。


⑪階段の途中や階段下を活かす


二階建て以上の建物を採用するなら、階段周りの空間を有効的に活用しましょう。
具体的には、階段下のスペースや途中の踊り場を使うことをおすすめします。

階段下は収納にしたり、カウンターを付けてスタディスペースにしても良いでしょう。
ペットスペースなどとして活用するご家庭もあります。

また、階段の途中のスペースを広げて、スキップフロアなどを作る間取りも人気です。
スキップフロアを広くすると、階段下もスペースが確保できるため、より活用の幅が広がります。

生活スタイルに合った使い方を考えてみてくださいね。


⑫リビング・ダイニングにスタディスペースを作る


リビング・ダイニングには、さまざまな用途で活用できるスタディスペースを採用すると便利です。
具体的には、次のような使い方ができます。

・子どもの勉強
・テレワーク
・趣味の作業場
・軽食を食べる
・季節物を飾る
・購入品やカバンなどの一時置きに

お子様が成長しても、長期的に有効活用できる空間です。

後からデスクを買い足すこともできますが、リビングが狭くなったり内装デザインと合わなかったりするケースもあります。
ぜひ造作でカウンターを作って、使いやすくておしゃれな空間に仕上げてくださいね。


⑬1階に寝室を作る


マイホームに長く住むことを考えると、ワンフロアで生活できる間取りが理想的です。
敷地や予算面の条件が合うなら平屋を検討をおすすめします。

また、二階建てでも寝室として使えるスペース一階にを作っておけば安心です。
将来的に階段の上り下りが難しくなっても、寝室が一階にあれば身体に負担を掛けずに暮らすことができます。

寝室だけでなく夫婦の洋服がしまえる分の収納が一階にあると便利です。
注文住宅を建てるときは、将来の暮らしまで見据えた可変性のある間取りを取り入れましょう。


【設備・仕様編】新築住宅に取り入れたいアイデア12選

新築住宅に取り入れたい設備や仕様のアイデアを紹介します。


①ハイドア


空間がすっきりして見えます。
天井が高く見える効果も期待できます。


②ハイサッシ


天井までの高さのハイサッシは室内に多くの日差しが入るため、明るく開放的な空間になります。
外とのつながりを感じられるため、部屋が広く見えるでしょう。


③タッチキー(電気錠)


鍵を出さずに、玄関ドアの施解錠ができます。
荷物を持っているときや子供を抱っこしていても操作は楽々です。


④玄関にミニ洗面台


帰宅後すぐに手洗いうがいができます。
お子様の習慣づけにもぴったりでしょう。


⑤電動シャッター
雨の日や暑い日・寒い日でも、窓を開けずにシャッターを開閉できます。
タイマー機能のあるシャッターを活用すれば、防犯対策にもつながります。


⑥間接照明


空間をぼんやりと照らしてくれる間接照明は、おしゃれな空間づくりに役立ちます。
柔らかな雰囲気や高級感のある内装デザインに仕上げたいときにもおすすめです。


⑦センサーライト
スイッチを操作しなくても照明が点くセンサーライトを採用すると、生活しやすくなります。
玄関や廊下などに採用する方が多いです。


⑧リモコンニッチ


給湯器・インターホン・太陽光などのリモコンは、ニッチの中にまとめて設置するとすっきりとします。
それぞれのリモコンの設置間隔を確認しながら設計してもらいましょう。


⑨ガス乾燥機


洗濯物を干さずに乾燥機を使いたいという方もいますよね。
ガスを使った乾燥機は、ドラム式洗濯乾燥機よりもふんわりとした仕上がりになると人気です。


⑩マグネットが付く壁


マグネットが付く壁も利便性の高さから採用する方が多いです。
家族の連絡掲示板にしたり、子供の作品や写真を飾ったりと、さまざまな用途があります。


⑪吹き抜けにはシーリングファン


吹き抜けを作るなら、シーリングファンの採用をおすすめします。
シーリングファンがあると上の方に溜まった空気を循環してくれるため、冷暖房効率の向上を期待できます。


⑫キッチンだけ耐水性の高い床材にチェンジ


キッチンだけリビング・ダイニングとは異なる耐水性の高い床材にチェンジしても良いでしょう。
床に水や油が跳ねても染み込まずにサッとお手入れできます。
タイルやクッションフロア、耐水性フローリングなどがおすすめです。


注文住宅でおすすめのちょっとした工夫5選

注文住宅を建てるときにおすすめしたいちょっとした工夫を紹介します。


①コンセントは具体的な使い道をイメージする


コンセントは数を多めに付けておくことをおすすめされることが多いと思います。
もちろん多いに越したことはないですが、数だけではなく位置も大切です。

具体的にどのような使い道をするかを考えながら、コンセントの位置を考えると失敗しにくいです。
また、家具や家電の配置に合わせてコンセントを設置すると、物が邪魔でコンセントが使えないという状況を防ぐことができます。

生活イメージを膨らませながら、コンセントの位置を調整してみてくださいね。


②エアコンは直接風が当たらない向きに設置する


冷暖房器具はエアコンを採用するというご家庭も多いでしょう。
エアコン本体や室外機の見栄えで位置を検討する方は多いですが、風向きを考慮することも大切です。

風向きをイメージしていないと、次のような失敗が起こる可能性があります。

・ソファに座っているときに顔に風が直撃する
・ベッドに寝ているときに風邪が当たって乾燥する
・エアコンの目の前が壁なので空間が暖まらない

このような失敗をしないように、エアコンは見栄えだけでなく風向きも考慮した位置を考えてくださいね。


③ロールスクリーンは生地だけでなく施工方法にもこだわる


ロールスクリーンを採用する場合は、施工方法にもこだわりましょう。
施工方法は次の2種類です。

・正面付け:窓枠の外側に施工する
・天井付け:窓枠の内側に施工する

正面付けは窓枠のすぐ上に施工するため、窓と窓枠全体をロールスクリーンが覆う形になります。
一方で、天井付けは枠内に施工するため見た目はすっきりしますが、光や冷気が漏れてしまうケースも。

寝室などは光が漏れると不快に感じることもありますので、正面付けをおすすめします。
一方で、スタイリッシュなデザインを重視するLDKなどは、天井付けを採用しても良いでしょう。


④広い空間の照明は複数箇所で操作できるようにする
LDKや廊下などの距離のある空間は、照明のスイッチを複数の場所で操作できるようにすると便利です。
例えば、玄関側と階段側にLDKのスイッチがあれば、帰宅後と就寝前でスムーズに点灯・消灯できます。

普段の動きを考えながら、スイッチの場所を決めると、生活する上で無駄な動きを減らすことが可能です。
住んでから意外と後悔することが多い点ですので、細かくチェックしてみてくださいね。


⑤窓を高めにして外からの視線を遮る


プライバシーを高めた住まいづくりをしたいなら、窓の高さにも着目しましょう。
数十センチだけ窓を高くするだけでも、外からの目線を遮れるケースも多いです。
高い位置の窓の方が日差しを取り込みやすいため、部屋も明るくなります。

ただし、窓の高さによって外観デザインのバランスに影響が出ることもありますので、設計士と相談しながら窓の高さを決めましょう。


新築住宅で「やっておけばよかった‥」と後悔しないためのポイント



住んでから「やっておけばよかった‥」と後悔しないために、意識してほしいポイントを紹介します。


多くの施工事例を見て完成見学会に参加する
実際に建てた家や施工事例の写真を見ることは、とても大切です。

マイホームと同じ広さの空間、同じ大きさの窓、同じ高さの収納棚などを見ることで、使いやすさや居心地の良さを体感できます。
また、完成デザインの具体的なイメージも膨らみますよね。

なるべく多くの情報を目にして、良いと思ったポイントをマイホームに取り入れましょう。

▷アイリスホームの施工事例はこちら


生活イメージを具体的に想像する
普段の生活、これからの暮らしをイメージしながら家づくりをすることもポイントです。

部屋の広さや動線、コンセントの位置などを決めるときは、何となくではなく具体的な生活イメージをしましょう。
朝起きてから寝るまでの動きを振り返ることで、自分の暮らしに合った間取りが見えることもあります。

注文住宅の良さは、自分達の暮らしに合った間取りや設備を取り入れられる点です。
そのメリットを最大限に活かせるようにしてくださいね。


カタログではなくサンプルを見る
デザインの後悔を減らしたいなら、カタログではなく実際のサンプルを見ましょう。
キッチンやお風呂などの設備は、ショールームに行って実物を見ておくと「想像と違った‥」と感じることはありません。

外壁などの外装材は、屋外で色味をチェックすると完成後のギャップを無くしやすいです。
照明の下では異なる色味に見えることもあるため注意しましょう。

住宅会社にお願いすれば、ショールームにないサンプルなどを取り寄せてもらうこともできます。
後悔しないように、しっかりとチェックしてくださいね。


おわりに
新築住宅に取り入れるべき間取りは設備は、そのご家庭ごとに異なります。
今回紹介したアイデアを参考にしながら、暮らしに合うものをぜひ取り入れてみてくださいね。

アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。
こだわりの注文住宅を建てたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。