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2024-03-15

初めてのモデルハウス見学!流れやマナー、6つの見るべきポイントを解説


注文住宅を建てたい方の多くが、モデルハウス見学に訪れています。
モデルハウス見学はただ建物を見るだけでなく、家づくりに関する相談も可能です。

しかし、「モデルハウスに行ってみたいけど初めてなので何を注意すべきか分からない」と不安に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、初めてのモデルハウス見学で失敗しないために、流れやマナーなどを解説します。

モデルハウスで見るべきポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


モデルハウスでは何ができる?



モデルハウスとは、住宅会社が自社の建物を体感してもらうために建てた、見学用の住宅のことを指します。

実際に建物の中に入り、デザインや間取りを見ることができます。
また、営業マンが案内してくれるため、会社の強みや構造・性能などを詳しく聞くことも可能です。

家づくりに対する不安、資金や土地などの相談にも応じてくれます。
モデルハウスを見学して気に入った住宅会社が見つかったら、実際に土地探しや間取り作成をお願いしても良いでしょう。


注意点はモデルハウスは会社の魅力を詰め込んだ建物のため、一般的な住まいよりも大きく豪華なケースも多い点です。
モデルハウスばかり見ていると、自分達が建てる家とのギャップを感じることもあります。
気に入ったモデルハウスがあるなら、その会社が建てたリアルサイズの家の完成見学会へ行くこともおすすめします。


モデルハウスを見学するメリット



モデルハウスを見学するメリットを紹介します。


①実際の広さや高さを確認できる
モデルハウスに行くと、実際の広さや高さを確認できます。
自分達が理想とする広さの感覚がつかめたり、天井やキッチンなどの高さを体感できたりします。

ホームページに載っている図面や写真だけでは、空間の感覚をつかむことは難しいですよね。
ぜひ実際にモデルハウスへ行き、広さや高さを体感しましょう。


②最新の設備や仕様を体感できる
モデルハウスは最新の設備が導入されていますし、実際の住まいで使う仕様が採用されていることも多いです。

実際に、キッチンやお風呂などの機能性や使い勝手を確認することができます。
また、無垢床の触り心地を体感したり、窓の断熱性を確かめたりすることも可能です。

最新の設備や仕様に触れて、自分達にはどのような性能の家が必要なのかを考えてみましょう。


③細かなデザインや間取りが参考になる
実際にモデルハウスに行くことで、細かなデザインや間取りをチェックすることができます。
ホームページなどで間取り図や写真を見ても、すべての情報を得られるわけではありません。

モデルハウスで実際に見れば、アクセントクロスやタイルの使い方や外観デザインなど、細部までチェックできます。
また、家の中を歩いてみることで、使いやすい間取りや動線が見つかるかもしれません。

モデルハウスに行き、自分好みのデザインや間取りを探してみましょう。


④営業マンから直接話が聞ける
モデルハウス見学はただ「見る」だけではありません。
営業マンが案内してくれるため、直接話を聞くことができます。

わかりにくい構造や性能の話も丁寧に説明してくれるため、ホームページで確認するよりも理解しやすいはずです。
また、会社の強みや営業マンの信念なども教えてくれるので、自分に合う会社や担当者なのかの判断もできます。

建物だけではなく働くスタッフを見られる点も、モデルハウス見学の大きなメリットです。


⑤土地や資金などの具体的な相談ができる
モデルハウス見学が終わったら、営業マンに土地や資金などの具体的な相談をすることも可能です。
住宅会社は住宅建築のプロですが、それに付随する土地や住宅ローンの知識も持っています。


家づくりに関することは、何でも相談してみましょう。

・自分達に合った予算の組み方
・土地の探し方
・おすすめの住宅ローンの組み方
・暮らしやすい間取り

そして、相談しやすかった住宅会社に土地探しや資金計画などを具体的に依頼することをおすすめします。


モデルハウス見学の事前準備



モデルハウス見学へ行く前に事前に準備するものや考えるべきことを紹介します。


見学するモデルハウスを決める
まずは、どこの住宅会社のモデルハウスに行くのかを決めましょう。
建築エリアの住宅会社を検索し、興味を引く会社をピックアップしてみてください。

ちなみに、複数の会社のモデルハウスがある総合展示場は、見学する会社を決めずに行く方もいますがおすすめしません。
なぜなら、会社のことを調べずに行くと、呼び込みなどによって自分達の要望とかけ離れたモデルハウスに入ってしまうことがあるからです。

1日にすべてのモデルハウスを見学するのは現実的ではないため、2~3社をピックアップしておくと良いでしょう。


日時を決めて必要に応じて予約をする
見たいモデルハウスが決まったら日時を決めます。
ゆっくり見たいなら平日がおすすめ、イベントなどにも参加したいなら土日をおすすめします。

平日の場合は、営業マンがモデルハウスに待機していない可能性もあるため、予約しておくと安心です。

土日でも込み合っていたり打合せがあったりして、営業マンに対応してもらえないことがあります。
心配な方は予約をしておきましょう。


持ち物を準備する
モデルハウスは必ず持って行かなければならない持ち物はありません。
次のような物を持って行くと役立つかもしれませんので、参考にしてみてくださいね。

・筆記用具:気になることをメモしておく
・スマホ:許可が下りれば写真を撮れる
・スケール:広さの感覚をつかめる
・子供のおもちゃ:子供が飽きないように
・大きめのカバン:荷物や資料をまとめて入れられるように

子供のおもちゃは、モデルハウスを傷つけないような柔らかい素材をおすすめします。
モデルハウスでは、資料の他に来場プレゼントなどを貰えるケースもありますので、大きめなカバンがあると安心です。


希望の住まいや予算について考えておく
モデルハウス見学に行く前に、希望の住まいや予算について考えておきましょう。

ノープランのまま見学するとモデルハウスのどこを見ればいいのか、または営業マンに何を聞けばいいのかわかりません。
中には、ただ家を見ただけで何も進展しなかったという方も。

気に入った住宅会社を見つけたら具体的な話をできるように、次のような点を大まかに話し合っておくことをおすすめします。

・いつ頃マイホームを建てたいか
・住宅ローンの支払いはどのくらいできるか
・どのエリアに住みたいか
・土地がある場合は広さや正確な位置
・どんな暮らしがしたいか(欲しい部屋や動線など)
・好きな建物のデザイン

ただし、予算などの組み方が分からないという方は、営業マンに初めから教えてもらうことも可能です。
軽く家族で話し合っておく程度でいいので、事前に準備しておいてくださいね。


営業マンに聞きたいことをまとめる
住まいの要望を話し合ったら、営業マンに聞きたいことをまとめておきましょう。
メモに書き出しておくと忘れないためおすすめです。

その会社の特徴や価格帯、自分達の家づくりのことなど幅広く聞くことができます。
同じ質問を複数の住宅会社にして、比較する材料にしてもいいでしょう。


一般的なモデルハウス見学の流れ



モデルハウスを見学する際の、一般的な流れを解説します。


希望するモデルハウスへ行く
まずは希望するモデルハウスへ行きましょう。
予約をしたなら時間に合わせて行き、していない場合はモデルハウスの営業時間内なら何時でも大丈夫です。

外にスタッフがいる場合は、声を掛けると中へ案内してくれます。
モデルハウスの外に誰もいないなら、自分達で建物内へ入って行って問題ありません。

ちなみに、事前にセンターハウス(総合受付)へ行って受付をすると、イベントに参加できることもあります。
資料などを貰えることもありますので、上手に活用してみてくださいね。


アンケートを記入する
モデルハウスに入ると、アンケートを依頼されることが多いです。
アンケートは最後にお願いされるケースもあります。

無理に記入する必要はありませんので、わかる範囲でアンケートに答えてください。
個人情報などを書きたくない場合は、その旨をスタッフに相談してみてくださいね。


営業マンに案内を受ける
受付が終わったら案内スタートです。
基本的には営業マンがついてくれますので、案内に従って見学しましょう。

間取りや設備などの説明をしてくれますが、分からない点は都度質問して問題ありません。
一通り案内が終わると、家づくりに関する詳しい相談などをすることができます。

ゆっくりと相談しても大丈夫ですし、資料だけもらって他のモデルハウスを見学しても大丈夫です。


初めてのモデルハウス見学で見るべき6つのポイント



モデルハウスへ初めて行ったときに、見るべきポイントを解説します。


①デザイン
建物の外観・内装デザインを見てみましょう。
実際の建物を見ることで、自分がどのようなデザインが好きなのかが分かります。
家族で気に入ったデザインを共有しながら、マイホームに取り入れたい内外装を考えましょう。

また、モデルハウスはその住宅会社が得意としているデザインを取り入れているケースが多いです。
そのため、モダン住宅を建てたいなら、モダンデザインのモデルハウスを見ると参考になるでしょう。


②構造・仕様
細かな構造や仕様もモデルハウスで確認できます。

モデルハウス自体は床・壁・天井に覆われているため、構造体を見ることができません。
しかし、構造ブースなどを設置している住宅会社も多く、実際に構造の模型などを見て特徴を知ることができます。
構造は専門用語も多いため、営業マンの説明をしっかり聞きながら特徴を理解しましょう。

また、モデルハウスは打合せスペースとして使われるため、サンプルなども多く展示してあります。
床材や外壁材など、住宅会社の標準仕様を確認してみてくださいね。


③間取り
展示場の間取りは、近年のトレンドを採用しているケースが多いです。
また、家事や育児がしやすいような間取りを取り入れている住宅会社がほとんどでしょう。

モデルハウス自体の面積は大きくても、取り入れたいスペースや動線は参考になる部分が多くあるはずです。
マイホームでも取り入れたい間取りを見つけてみてくださいね。


④設備
モデルハウスに入ったら、実際の設備も体感してみましょう。
キッチンの高さや収納量を見たり、ユニットバスの浴槽に入ってみたりして、サイズや使い勝手を確認してみてください。

また、断熱材やサッシの性能を体感できるような設備や全館空調があるモデルハウスもあります。
最新の設備に触れて、必要な設備や性能を考えてみてくださいね。


⑤スタッフの対応
モデルハウス見学は、建物だけでなくスタッフの対応もしっかりとチェックしておきましょう。
基本的に1番初めに案内してくれた営業マンが、あなたの家の担当者になる住宅会社がほとんどです。

そのため、営業マンとの相性や信頼できるかどうかなどを、案内の中で見極めてください。

また、営業マンだけでなく周りのスタッフの対応も大切です。
印象の良い挨拶をしてくれたり子供の面倒を見てくれたりする会社は好印象ですよね。

家づくりは住宅会社との長いお付き合いになりますので、家だけでなく「人」にも注目しましょう。


⑥モデルハウスの清潔さ
モデルハウス自体の清潔さにも目を向けてみましょう。
掃除が行き届いている会社なら印象が良いですし、仕事に対してきっちりしているという可能性が高いです。

スタッフの身だしなみなどからも、仕事ぶりがわかることもあります。
さまざまな角度からモデルハウスを見て、自分達に合う会社なのかを判断してみてくださいね。



初めてのモデルハウス見学で覚えておきたいマナーや注意点



初めてのモデルハウス見学で失敗したいために、覚えておくべきマナーや注意点を紹介します。


①モデルハウス内はスリッパを履く
モデルハウス内はスリッパを履きましょう。
ただし、スリッパはモデルハウスに用意されているため、持参する必要はありません。

夏場はサンダルを履くため、靴下を履かないというケースも多いですよね。
しかし、不特定多数が使うスリッパですので靴下を履くなどの配慮をすることをおすすめします。

お子様はスリッパを嫌がる場合もあると思いますので、必ず靴下は履かせておきましょう。


②家の中と外を行き来するため服装に注意
モデルハウス見学は家の中と外を行き来するため、服装にも注意が必要です。
家に入るときに毎回靴を脱ぎ履きするので、時間のかかるブーツなどはおすすめしません。

また、モデルハウス内は適温に管理されているため、温度調整できる服装だと良いでしょう。
夏場は冷房で冷えないようにカーディガンを持参し、冬場はすぐに脱げるようなアウターだと快適に見学できます。


③トイレは事前に済ませておく
モデルハウス内には見学用のトイレがありますが、実際に使うことはできません。
トイレに行きたくなっても建物には使えるトイレがないため、屋外のトイレまで行く必要があります。

案内時にトイレに行きたくなると大きなタイムロスになりますので、事前に済ませておきましょう。
総合展示場はトイレ以外にも、おむつ替えや授乳のスペースもありますので活用してくださいね。


④見学中は家族みんながまとまって動く
モデルハウスの見学中は、家族全員がまとまって動くことをおすすめします。
バラバラになってしまうと営業マンの案内を受けることができません。

また、お子様が走り回るとモデルハウスの備品を壊したり、他のお客様の迷惑になったりします。
モデルハウスによってはキッズスペースがありますので、上手に活用しながら子供が飽きないような工夫をしましょう。


⑤写真を撮る際は営業マンに声を掛ける
モデルハウスのおしゃれなデザインを見ると、写真に撮っておきたいと思うタイミングもあるでしょう。
しかし、撮影を禁止している住宅会社もあるため、必ず事前に確認することをおすすめします。

営業マンに「写真を撮っても大丈夫ですか?」と声掛けをし、了承を得てから撮影してくださいね。


モデルハウスは総合展示場だけではない!

モデルハウスと言えば、複数の住宅会社の建物がある「総合展示場」をイメージする方も多いでしょう。
しかし、住宅会社のモデルハウスは総合展示場だけではありません。

街角にリアルサイズのモデルハウスを作っている会社もありますし、ショールームと打合せスペースが一体化したモデルハウスもあります。
単独展示場の方が混み合う心配もなく、落ち着いてゆっくり相談できるというメリットも。
実際に住むサイズ感の建物を見られる点も魅力的ですよね。

アイリスホームでは、南相馬市にショールーム型のモデルハウスをご見学いただけます。



リアルサイズのLDKや洗面スペース、こだわりの素材を使った内装などが魅力ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

▷ショールーム見学の詳細はこちら


おわりに
モデルハウスは家づくりのときしか訪れる機会がないため、初めて行くときは緊張しますよね。
しかし、流れや準備を理解し、最低限のマナーの守ればまったく問題ありません。

堅苦しく思うことなく、ぜひ気軽な気持ちで足を運んでみてください。
モデルハウス見学を行って、満足の行くマイホームづくりに役立てましょう。

アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。
ショールーム見学も大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

▷ショールーム見学のご予約はこちら