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2024-03-01

マイホームの土地が決まらない7つの原因と対処法|良い土地に出会える確率を上げる方法も


建物は住んだ後にリフォームできますが、土地を変えることはできません。
そのため、購入する土地をなかなか決めきれず悩んでしまう方は多いです。

土地が見つからないと建物の間取りが決められないため、家づくりの計画が進まずモヤモヤしますよね。

そこで今回は、土地が決まらない原因と対処法について解説します。
良い土地に出会える確率を上げる方法や、土地探しに疲れたときにしてほしいことも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


マイホームの土地が決まらない8つの原因と対処法



マイホームを建てるための土地が決まらない原因と対処法を紹介します。


①探しているエリアに土地がない
希望するエリアに売地が全然ないため、土地が決まらないという事例です。
人気エリアは土地が出てもすぐに売れてしまったり、価格が高かったりしますよね。
売れ残っている土地は条件が悪く、なかなか決められないという方もいるでしょう。

【対処法】
・ネットの情報をこまめにチェックする
・エリアを広げてみる

ネットの情報をこまめにチェックして、新着の土地情報が出ていないか常にアンテナを張るようにしましょう。
良い土地が見つかったら住宅会社や不動産屋に連絡して、すぐに土地情報を貰いましょう。
人気のエリアはたくさん探している方がいるため、スピード勝負です。

また、なかなか土地が見つからないなら希望するエリアを広げてみましょう。
隣の市町村まで広げるだけで、候補地が見つかるかもしれません。
いつも同じエリアだけを見るのではなく、定期的に隣のエリアの土地情報にも目を通すことをおすすめします。


②エリアの相場と予算が合ってない
希望するエリアの土地費用の相場と、自分達の土地に対する予算が合っていないこともあります。

マイホームを建てるときは、建物・土地・諸費用に予算を振り分けることが一般的です。
建物に費用を振り分けすぎた場合、土地費用の予算が少なくなってしまい、条件に合う土地はなかなか見つかりません。

【対処法】
・土地の相場を基に資金計画を立て直す
・全体の予算を上げる

希望するエリアや条件の土地の相場を知り、再度資金計画を立て直しましょう。
土地の配分が大きくなるなら、建物にかける予算が落ちますので、住宅会社選びも再検討する必要があります。

また、住宅ローンの支払いにかなり余裕がある計画を立てているなら、予算を上げても良いでしょう。
200万円多くローンを借りても月々5,000円程度しか返済額は変わりませんが、土地の条件は大幅に変わるはずです。

ちなみに、予算より数十万円だけ土地費用が高い場合は、値引き交渉するという方法もあります。
買付(申込)を出して、不動産屋に値引きの依頼をしてみましょう。
住宅会社に代理で値引き交渉してもらうことも可能ですので、挑戦してみてくださいね。


③土地に対する要望が多すぎる


土地に対する要望が多すぎて、条件に合致する土地がないという事例です。
土地は今あるものに対して良し悪しを判断しなければなりませんので、条件がすべて一致することはほとんどありません。
しかし、要望を満たしていないと踏ん切りがつかず、土地探しが先延ばしになっている方もいます。

【対処法】
・70~80%の条件を満たしている土地なら決める
・条件の優先順位を付ける
・土地探しに期限を作る

どんな方でも条件を100%満たしている土地を見つけることは、かなり難易度が高いです。
そのため、土地の条件に対する優先順位をつけ、上位の条件が70~80%満たしている土地なら購入することをおすすめします。

また、同じくらい条件を満たしている候補地があるなら、土地を決めるまでの期限を設けてもいいでしょう。
その期限内に決めるようにと考えると、踏ん切りがつくかもしれません。


④要望が曖昧でどのような土地が良いか分からない
明確な要望がなく、どのような土地を選べばいいのか分からないため、決められないという方もいます。
条件を絞らなくても土地の情報がたくさんあるエリアだと、このような状態になりやすいです。

【対処法】
・土地探しを始める前に家族で話し合う
・希望する建物や暮らし方に合う土地を探す

このような場合は、土地探しを一旦中断して、家族で土地に対する条件を話し合うことをおすすめします。
エリア・立地・広さ・雰囲気・利便性など、さまざまな項目がありますので要望を考えてみてくださいね。

また、土地の要望がなかなか思い浮かばないなら、理想の建物や暮らし方を考えることもおすすめします。

シンプルモダンな建物が良いなら、北道路の土地にした方がシンプルな外観に仕上げやすいです。
平屋を希望していて、駐車場が3台以上で広い庭が欲しいなら、80坪以上の土地が理想的でしょう。

このように建物や暮らし方をイメージすると、自然と土地の条件が絞られます。
住宅会社の担当者に相談しながら考えるとプロのアドバイスが聞けるため、より具体的な要望が出てくるかもしれません。

⑤自分達だけで土地を探そうとしている
自分達だけで土地を探そうとしている方も、なかなか土地が決められない傾向にあります。
土地に対する知識があまりないと分からない点も多く、本当にこの土地で良いのかと迷ってしまいますよね。
また、ネットの情報だけしか見ておらず、まだ良い土地に出会えていない可能性もあります。

【対処法】
・住宅会社に土地探しを依頼する

土地探しは自分達だけで行うのではなく、必ず住宅会社に協力してもらいましょう。
住宅会社は不動産屋とのつながりがあるため、ネットに出る前の最新の土地情報を持っているケースも。

また、プロの目線から見て、お客様の要望に合う土地を提案してくれます。
候補地に対してはラフプランを作ってくれるため、暮らしのイメージを具体的に想像することが可能です。

信頼できる住宅会社が見つかったら、ぜひ土地探しをお願いしてみてくださいね。


⑥土地を探している時間がない


仕事や子供の行事などが忙しく、土地を探している時間がないというケースもあります。
住宅会社の担当者が土地を探してくれても、資料をゆっくり見たり現地に行ったりする時間が取れないという方もいるでしょう。
家づくりに関することが後回しになってしまい、土地が決まらないという事例です。

【対処法】
・資料はメールやLINEでもらう
・Googleマップのストリートビューを活用する

土地資料はメールやLINEで受け取り、スマホで見られるようにしておけば、スキマ時間に土地情報をチェックすることができます。
また、家族との共有もしやすい点もメリットです。

気になる土地情報があったら、Googleマップのストリートビューを見てみましょう。
ストリートビューでも何となくのイメージはつかめるため、土地の良し悪しを判断することが可能です。

候補地が絞れれば、現地を見に行くのに長い時間はかかりません。
時間がない中でもさまざまな工夫をして、効率的に土地探しを行いましょう。


⑦親に意見されて決まらない
家づくりに関して、ご両親がさまざまなアドバイスをしてくれるご家庭も多いですよね。
しかし、自分達の考えと大きく異なり、なかなか話が進まないというケースも少なくありません。

土地に関しても同じで、自分達は良いと思った土地でも親に反対されてしまって、決めきれないということもあります。

【対処法】
・自分達の意見を尊重する
・早めにご両親に相談しておく

ご両親から意見をいただけるのは有難いですが、マイホームに住むのは自分達です。
意見が割れてしまっても、自分達の意見を尊重することをおすすめします。

また、ご両親へ家づくりの相談をするときは、なるべく早めにすることをおすすめします。
土地や住宅会社を決める直前で相談して反対されると、振り出しに戻ってしまう可能性もありますからね。

事前に自分達の要望などを伝えておき、必要に応じてアドバイスを貰えると理想的です。


良い土地に出会える確率を上げる方法



良い土地に出会うための方法を紹介します。

複数の住宅会社に土地探しを依頼する
まだ住宅会社と契約をしていないなら、複数の会社に土地探しを依頼しても問題ありません。
会社によって提案される土地が異なる場合がありますし、担当者によっておすすめの土地も異なります。
住宅のプロから土地に関するさまざまな意見を聞き、自分に合う土地を提案してもらいましょう。

ただし、まったく検討する予定のない住宅会社に土地探しを依頼しては迷惑になってしまいます。
必ず建物を検討したいと思っている住宅会社に頼んでみてくださいね。


不動産ポータルサイトの情報をこまめにチェックする
アットホームやスーモなどの不動産ポータルサイトは、常に土地情報が更新されています。
頻繁に情報をチェックすることで、いち早く良い土地の情報を手に入れられることも。

人気がある土地はすぐに問い合わせが入ってしまいますので、タイミングを逃さないためにもこまめにチェックしてみてくださいね。
気になった物件はお気に入り登録するだけでなく、住宅会社に伝えて資料を貰うことをおすすめします。


希望するエリアを頻繁に通ってみる
ネット上に希望するエリアの土地がないなら、現地に行って探してみるという方法もあります。
少々アナログな方法ですが、ネットに出ていない売土地を見つけられるかもしれません。

また、ネットで見たときはイマイチと思っていた土地も、現地を見てみたら気に入るという可能性も。
散歩がてら売土地の看板を探してみてくださいね。


土地探しに疲れたときにしてほしいこと



土地がなかなか見つからず疲れてしまったという方もいるでしょう。
毎週のように打合せをしたり現地を見に行くだけでも疲れますし、これからずっと住む場所を決断するのは頭を使いますよね。

土地探しに疲れてしまったらやってみてほしいことを紹介します。


思い切って休む
時には思い切って休むことも大切です。
1~2週間程度、家づくりから離れて家族で遊ぶ時間や休息時間を確保しましょう。

頭がすっきりして、土地探しに前向きになれるかもしれません。
また、その間に土地情報が更新されて、新たな土地に出会える可能性も。

無理しすぎると、どんどん家づくりが苦痛になってしまいます。
マイホームづくりが楽しい思い出になるよう、自分のペースで土地探しを行ってくださいね。


マイホームを建てた友人に相談してみる
土地を購入してマイホームを建てた友人に相談する方法もおすすめです。
今まで話してこなかっただけで、友人も同じようにたくさん悩んで土地を購入したのかもしれません。

悩みや焦りを共有できるだけでも気持ちが楽になります。
住宅会社の担当者とは別の目線で、アドバイスを貰える可能性もあるでしょう。

家族だけで思い悩まず、経験者を頼って相談してみてくださいね。


建物の間取りやデザインについて考えてみる
土地探しに行き詰まったら、建物について考えてみることもおすすめです。
マイホームでの暮らしを想像したり、好きなデザインをSNSでチェックすることで、家づくりに対するモチベーションが上がる可能性も。

また、さまざまな間取りのアイデアなどを知ることで、今まで必須だった土地の条件が無くなるかもしれません。

例えば、プライバシー面や防犯面を考えて、道路側に大きな窓を作りたくないと考えている方がいるとします。
日当たりの良い南面や朝日が入る東面は大きな窓を付けたいため、北や西道路の土地ばかり探していました。

しかし、ロの字型の平屋にすることで、道路の向きの制限はなくなります。
なぜなら、建物の中心に中庭を作って大きな窓を付けられるため、外周面は小さな窓だけを配置すればよくなるからです。

こちらはロの字型の住まいの事例です。




▷施工事例|K.T様邸

建物の中心に中庭を作って大きな窓を配置したため、道路面は窓が一切ありません。

このようにちょっとした気付きから、土地の条件が変わったり候補地が絞られる可能性があります。
息抜きのつもりで、建物について考える時間を設けてみてくださいね。


おわりに
土地が見つからない原因はさまざまです。
なかなか良い土地がないと、家づくりに対するモチベーションも下がってしまいますよね。

しかし、対処法を実践したり建物を工夫したりすることで、土地探しのヒントを見つけることができるかもしれません。
信頼できる住宅会社の担当者に協力してもらい、納得できる土地を選びましょう。

アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。
土地探しから始めたいという方も全力でサポートしますので、ぜひお気軽にご相談ください。