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2024-02-09

「平屋にすればよかった‥」と二階建てに住んで後悔した瞬間12選|対策も解説

二階建てを建てようと思っているが、本当にいいのかなと迷ってはいませんか。
実際に、二階建てに住んでみたら「平屋にすればよかった」と感じる瞬間があったという意見もあります。

では、どのような瞬間に二階建てを建てて後悔している方が多いのでしょうか。
今回は暮らしの中で二階建てに後悔した瞬間を紹介し、対策も解説します。

二階建てと平屋で迷っている方や後悔しない二階建てを建てたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

二階建てに住む人が「平屋にすればよかった‥」と後悔した瞬間と対策

二階建てを建てた方が「やっぱり平屋にすればよかった‥」と後悔してしまった瞬間を紹介します。


①洗濯物を持って二階に上がるとき


洗面脱衣所は一階、物干し場は二階にある場合、洗濯物を持って階段を上らなければいけません。
また、洗って干すまでは一階で完結できても、クローゼットが二階の場合も同じです。

重い洗濯物を持って、毎日階段を上っているときに「平屋にすればよかった」と感じる方も。
平屋なら、洗濯物に関する空間をまとめて配置することができます。

二階建てでもランドリールームやファミリークローゼットは一階にまとめるなど、間取りの工夫を行いましょう。

②階段の掃除をしているとき


階段の掃除が手間で、平屋にすればよかったと後悔する方もいます。

平屋なら階段がないため、掃除機を持ち上げる必要がありません。
また、ワンフロアなのでお掃除ロボット1台に任せることもできます。

下の画像のような回り階段の場合、三角形などの変形した階段だと隅の掃除をするのが大変です。



四角形の踊り場
にするなどして、掃除のしやすい階段の形状にしましょう。


③ケガをした・高齢になったとき


ケガをしたり高齢になったりして階段の上り下りが大変になったときに、平屋にすればよかったと感じるケースです。
階段の上り下りは身体に負担がかかりますし、健康状態によっては上り下りできなくなることもあります。

二階建てを建てるなら、階段を上り下りできなくなる可能性も考えた間取りづくりが大切です。
一階に寝室として使えるようなスペースを作っておくことをおすすめします。

④二階にある忘れ物を取りに行くとき


二階にある忘れ物を何度も取りに行くときに、平屋なら楽だったのにと後悔する方もいます。
階段を行ったり来たりするのは大変ですからね。

日常的に使う物は一階に収納を作っておくなどの工夫をしましょう。

▷関連コラム|散らからない家にするためのアイデア10選|間取りや収納の作り方を解説

⑤子供を抱っこして二階にあがるとき


子供が一階で寝てしまって、二階に連れて行くときに大変だと感じる方も多いです。
また、子供が二階の子供部屋で寝ている様子を確認するために、階段を上る必要があるのが面倒という場合も。

子供を寝かせられるような空間が一階にあると、親の目が届く場所で昼寝させることができます。
床がやわらかい畳スペースなどがおすすめです。

⑥大きな家具を買い替えたとき


大きな家具を買い替えたときに、階段を上って二階に運ぶのが大変だったという方も。
また、直線ではない階段は回るときに壁に家具をぶつけてしまい、壁紙が剥がれてしまうという事例もあります。

階段を使って運べない家具などは、ベランダの大きな窓から入れてもらうなどの想定をしておきましょう。


⑦バルコニーの掃除をしているとき


二階建ての家にバルコニーを付けたが、全然使っていないという声も多いです。
使ってないのに掃除をしなければならず、バルコニーがいらなかったと後悔する事例も。

最近では、二階建てでもバルコニーをつけないという選択する方も少なくありません。
洗濯物を庭や室内に干すなら、バルコニーのない二階建てにしても良いでしょう。


⑧二階が寒かった・暑かったとき


寝るときに二階に上がったら、冬場は寒くて夏場は暑かったという事例です。

LDKは快適な室温でも二階と温度差があると、身体に負担が掛かりますよね。
寝る前にわざわざ二階に上がってエアコンをつけておくのも手間です。

平屋はLDKに隣接して部屋を配置すれば、ドアを開けておくことで温度差を減らすことができます。

二階建ての場合は、全館空調やスマホのアプリで操作ができるエアコンを採用するなどの対策をしましょう。

▷関連コラム|全館空調のメリットとデメリットを解説!気になる電気代と費用はどれくらい?

⑨リビング階段から冷気が降りてきたとき


二階建ての階段をリビングに配置したところ、冬場に二階から冷気が降りてきて寒いという声も。
冷気は下に溜まるという特性があるため、二階の寒さが一階まで伝わってしまいます。

リビング階段にするなら、階段の入口にロールスクリーンなどを付けることで冷気を防ぐことができます。
大きな吹き抜けの付ける場合は、シーリングファンをつけて空気を循環させるような工夫をしましょう。

▷関連コラム|おしゃれなリビング階段のメリット&デメリット

⑩階段で転んだとき


階段で転んでケガをしたときに、平屋ならよかったと後悔するケースも。
特に、子供やお年寄りがいる家庭は、階段で転んでしまうリスクが高まります。

・握りやすい手すりを選ぶ
・階段の踏板に滑り止めをつける
・踊り場を採用する

これらの対策で、階段の安全性を高めましょう。


⑪子供が巣立って二階を使わなくなったとき


子供が巣立って二階に空き部屋ができたときに後悔した方もいます。

平屋なら子供部屋も一階になるため、空き部屋になっても普段の暮らしの中で活用しやすいです。
しかし、子供部屋が二階だと行くのが面倒で、空き部屋のままになっているという家庭も少なくありません。

将来のことを考えるなら二階の子供部屋は最小限の広さにし、一階にスタディスペースを作るなどの対策をおすすめします。

▷関連コラム|子供部屋は何畳必要?4.5畳や6畳に合わせたクローゼットの広さも解説

⑫敷地が広くてうまく活用できていないとき


広い敷地に二階建てを建てたが、土地を上手く活用できてないときに「平屋にすればよかった」と感じる方もいます。

30坪の建物の場合、平屋なら30坪の敷地を使いますが、総二階の建物だと15坪しか敷地を使いません。
そのため、平屋と比べて建物周りに15坪分のスペースが生まれます。

庭や駐車スペースで活用できないともったいないですし、雑草抜きなどの手間も増えてしまいます。
外構費用が高くなる点もデメリットです。

広い敷地に二階建てを建てるなら、敷地の使い方もしっかりと考えて配置計画を立てましょう。

おわりに
二階建てを建てても、住んでみると「平屋にすればよかった」と後悔している方は少なくありません。
階段の上り下りによる生活の不便さや、一階・二階の温度差などの理由があります。

二階建てを建てるときは暮らしを具体的にイメージし、後悔しないかを考えて対策を取ることが大切です。
平屋も選択肢にあるなら、間取りや配置などを見ながら自分の暮らしに合っている方を選択してくださいね。

平屋の失敗事例はこちらのコラムをご覧ください。
▷関連コラム|平屋の失敗事例13選と対策|後悔のない外観・間取りの平屋を建てよう

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二階建てと平屋で迷っている方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。